大切にする、ということ
ここのところ、体調を崩したり
なんだかダルかったりとすっかりご無沙汰をしてしまいました。
実は、少し考えていました。
誰かを「大切にする」ということ。
誰かを「大切に思う」ということ。
こんなわたしでも
大切に思っている人がいます。
伝わっているかどうかはわかりませんが
自分なりに大切にしています。
この大切にする心は確かにとても大事な事ですが
それが度を過ぎるというのも考え物です。
自分にとってとてつもなく大切だとしても
それは、赤の他人にとっては迷惑だったりもするからです。
「わたしの大切なあの人のために
○○をしてくださいっ!!」と懇願されましても
あなたの大切なその人は
他の誰かにとって特に大切じゃなかったりもします。
それから
本当に大切に思っている人を
悲しませてまで、他の何かを手に入れるのは
何故なのでしょう。
それは、「手に入れたい何か」の方が
よっぽど大切で
実は本当に大切に思っていないのではないでしょうか。
たった一人くらい、ちゃんと大切にできないのは
とても悲しいことだと思うのです。
かつてわたしもとても大切に思っている人を
大切にし切れなくなってしまい
誰が悪い訳でもないのに
なんだか誰かに許して欲しくて仕方がない
毎日を送っていました。
いま、目の前に大切にするべき人がいるなら
本当に大切にしてください。
そして、大切にしていないとしたら
「本当に大切じゃないのか?」を
じっくり自分に聞いてみてください。
そんな大切に出来ない人を
たくさん見ていると
なんだか悲しい気持ちになります。
とても悲しい気持ちになります。