ども、hibanaっす。
先日うちのしーちゃん(シルビア#青)が
異人さんにつれられて行ってしまったため
新しく養女を迎えることとなった。
九州在住のお嬢さんだという。
節穴ちゃんはその娘に一目惚れしたらしく
「あーぁの娘っが欲っしぃ♪ はーないっちもんめっ♪」てな状態。
先方のお父さんと毎日メールの応酬をしていた。
「付き合っちゃえばいいじゃん」と思って見ていた。
ついに、この週末にお迎えに行くこととなり
何故だか暇人のわたしも付き添いすることになった。
金曜日の夜の便で出発して、その夜のうちに長崎入りする予定だった。
そう。
そんな予定だった。予定・・・よてい・・・ヨテイ・・・
あと少しで長崎よねー、るららー。
ちゃんぽん食べちゃおぅかしらー。うほほー。
と、浮かれ気分のわたしだったが、なにやら不穏な空気。
機内放送がこう言った。
ただいま機内にて急病のお客様がいらっしゃいます。お客様でお医者様か看護士様がいらっしゃいましたらお知らせください。おぉーー。ドラマじゃなくて本当に言うんだー。
メモっとけ、メモとけー!!
と、あくまでもおポンチなわたし。(本当にメモした)
なんだか飛び方が変だなぁ・・と思っていたところ
更にこう言った。
当機は急病のお客様の生命を救うため、関西空港に緊急着陸いたします。
お急ぎのところ申し訳ございませんが、人命を優先させていただきます。うぉー、なんてこったー! と、思っていたところ
隣の席のおねーさんがキレた。
「到着してもすぐ飛びますよねっ!!!!!!!(怒怒怒)」と、わたしに問う。
わたしは機長ではないので解らないよ。殴られそうで怖いよ。
それでも小さい声で「点検とか給油とかあると思うんですけど・・・」と
言ってみたが聞いてない。キレまくってる。
聞かないんなら問うなよ。もー。
そんなこんなで関空に着陸。
ちょうど長崎に到着する時刻に関空に着いた。
やれやれ。
おねーさんはキレまくって足をドンドン踏みならしたり
荷物をどかーんっ!と大きな音で開けたり閉めたりしてる。
頭を掻きむしったりもしてる。怖いよー。ままー。
救急隊のみなさんがやって来たり
看護士さんが行ったり来たりしたり、ざわめいている。
そして、そのまま特に案内もなく40分程経過して
そろそろ乗客の全員が『概ねキレてる』状態になったころ
アナウンスだ。
空港の使用時間の制限などにより、当機は本日離陸することができなくなりました。
皆様には本日のホテルの手配と振り替え便の手配を進めております。お急ぎのところ申し訳ございませんが、今しばらくこのままお待ち下さい。あああ、やっぱりねー。
さっきから窓の向こうで手荷物をキャリアーで運び出してるもんねー。
と、諦め気分満点な節穴ちゃんとわたし。
お泊まりかー、ほほっぅー と呑気。
来たよ、来た。おねーさん、キレた。
「ぐぉえぇぇぇっ!!!!!
携帯貸してもらっていいですかっ!?(怒怒怒)」「すみません、わたしも切れたところなんです。」小声で言ってみる。
続けて節穴ちゃんの携帯をどうぞ、と言おうとしてみたけれど、
急激にわたしに興味を無くしたおねーさんは通路の反対側の人にもう借りてた。
素早い。
そして、激怒してる。
「もう何しに来たのかわかんなぁぁぁいっっっ!!!(怒絶叫)」頭を抱えている。
確かにそうだよね。わたしらは呑気な身分だけれど、そりゃ大変だと思う。
でもわたしを殴りそうになるのはやめとくれ。
なんだかんだと着陸から1時間を超えたころ、ようやく飛行機から降りてもいいと
許可がでて、やっと座席から解放された。
だが、この後ホテルや振り替え便の説明を行うカウンターは2ヶ所だという。
少なく見積もっても150席以上はあるしほぼ満席なのに、2ヶ所か。
まずは手荷物受け取りテーブル付近で待て、と言われた。
節穴ちゃんとわたしは手荷物も預けていないため、外に出る扉の真ん前に陣取って
陣取っていることを悟られないようにぐったりと座り込んでみた。
お待たせ致しました。ただいまからお泊まりのホテルと振り替え便のご説明をあちらのカウンターで致します。来たね。キタキタ。
猛ダッシュ。
一等賞でカウンターにとりつき、ホテルと振り替え便の説明を聞いた。
で、一番乗りでホテルに到着。
それでも当初の予定より数時間遅れでホテル入り。しかも関空だし。
かなり疲れてドロドロの状態ではあったが
予約していた長崎のホテルのキャンセルも航空会社にお願いできて
わたしたちはお泊まりして移動すればよい。
さて、これから少しだけゆっくりするか。。。
そう、ほんの10分くらいね。
急いで寝なくちゃっ