青年の主張風味でお送り。
ドトールはみなさまご存じの通り、安価にコーヒーが楽しめる
そのうえ煙草も吸い放題であるステキな場所だ。
コーヒー&シガレッツで生きていけらぁ!と言うわたしには
とても幸せな場所。もちろん傍らには本は必須なのだけれどね。
そんな幸せ空間で、よくナイス物件を発見する。
ちょっとまとめてみよう。
1.ドメスティックなドラマ
以前ここにも書いたのだけれど、別れた夫婦の再会。
父親と住んでいると思われる小学校低学年くらいの女の子と
その母親の再会の現場。
これは物件というより、切なすぎるドラマで
立ち去っていいものやら悩ましかった。
2.赤外線通信
となりの席に3人ですわっていたおやぢさん達。
メールアドレスを交換しようってハナシになった。
「佐藤さん、メールアドレスは?」
「え?おれのアドレスって何?」
「え?じゃあさ、赤外線で送ってよ」
「赤外線てなに?」
「○○を押して、そんで、次に××を押すんだよ」
(機種違うじゃん?キャリアも違うじゃん?←わたしの心の突っ込み)
「何押すんだって?」
「もういいや、携帯貸して!」・・・「あれ?」
---数分後---
「紙にかいといて、あとで入れるから」
(そうそう、赤外線は諦めなさいね。)
3.告訴
マシンガントークという言葉の意味をやっと理解した時。
ヘレンケラーが「うぉーたぁー・・・」って言った瞬間のごとく。
上沼恵美子の5倍のスピードと言葉数を吐き出す人がいた。
見ると、どうにも<普通>としか言えない顔立ちの30代半ばから後半の男女。
服装だって普通。チノパンにポロシャツな感じ。
その女性の方がものすごい勢いで言葉を吐き出している。
並んで座っていたのだけれど、彼女が「おめぇがよぉ!」と
男性に向かって言う時には、必ず左足で彼を蹴っている。
目が離せない・・・けど離さないと怖い。
もう、聞き耳たてまくる。
「おめぇがよぉ(蹴)、告訴されたときに、どうしてやった? あぁん?」
「おめぇがよぉ(蹴)、わたしの妹に電話するんじゃねぇよっ!」
「おじさんにまで電話しやがって!(蹴)」
告訴されたらしいし、親族に電話されたらしい。
なかなかオオゴトだ。
ふと彼らの周囲の人たちを見ると、みんなが同じ表情をしている。
「面白いけど、助けて」心の声が聞こえた。
お友達と待ち合わせていたのだけれど
「すっげぇ物件を発見。目が離せない。
ごめん、5分だけ遅刻するかも」とメール。
事実、5分ほど遅刻したのだった。
4.ミルク
今日は何事もないな、さて、出るか。
と、席を立った瞬間に隣の席が目に入った。
アイスコーヒーにミルクを8個投入している・・・
「カフェオレ頼めよっ!」
ビバ! ドトール!