2006/01/31

大切にする、ということ

ここのところ、体調を崩したり
なんだかダルかったりとすっかりご無沙汰をしてしまいました。

実は、少し考えていました。
誰かを「大切にする」ということ。
誰かを「大切に思う」ということ。

こんなわたしでも
大切に思っている人がいます。
伝わっているかどうかはわかりませんが
自分なりに大切にしています。

この大切にする心は確かにとても大事な事ですが
それが度を過ぎるというのも考え物です。
自分にとってとてつもなく大切だとしても
それは、赤の他人にとっては迷惑だったりもするからです。
「わたしの大切なあの人のために
 ○○をしてくださいっ!!」と懇願されましても
あなたの大切なその人は
他の誰かにとって特に大切じゃなかったりもします。

それから

本当に大切に思っている人を
悲しませてまで、他の何かを手に入れるのは
何故なのでしょう。

それは、「手に入れたい何か」の方が
よっぽど大切で
実は本当に大切に思っていないのではないでしょうか。

たった一人くらい、ちゃんと大切にできないのは
とても悲しいことだと思うのです。

かつてわたしもとても大切に思っている人を
大切にし切れなくなってしまい
誰が悪い訳でもないのに
なんだか誰かに許して欲しくて仕方がない
毎日を送っていました。

いま、目の前に大切にするべき人がいるなら
本当に大切にしてください。
そして、大切にしていないとしたら
「本当に大切じゃないのか?」を
じっくり自分に聞いてみてください。

そんな大切に出来ない人を
たくさん見ていると
なんだか悲しい気持ちになります。

とても悲しい気持ちになります。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

家族以外で、ホントに大切にしたい人を見つけられたのは、素晴らしいことですよね。お陰様で私にもいます・・(笑)なので、NANAに共感する若者の気持ちがちょっと分からなかった・・。もうオヤジですかね〜〜?
by赤目

2006年2月4日 15:23  
Blogger hibana said...

赤目さま
いつもコメントありがとうです。
ホント、嬉しい限りです。

オヤジというか
「軽けりゃいい」と思っていない人は
きっと若いころからそう思ってるはず。
大切にされた事のない人は
誰かを大切にできないのではないか
と、最近よく思います。

2006年2月6日 21:52  

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