2009/09/22

携帯を拾う

シルバーウィークって老人に優しい週間じゃないの?
優しくされたいお年頃のhibanaっす。ども。

一応わたしも連休中も空いていること請け合いの
とあるショッピングモールへ行って来た。
少々はしゃぎすぎて帰宅がすっかり夜になってしまった。

とろとろと道を歩いているとバス停のベンチに携帯がポツンと。
パカッと開いてみると電源も入っていて、おもちゃではない。
ので、届けることにしたのだが、不案内で届け先の交番もわからない。

目の前に有名某企業の工場があり、守衛さんがいらしたので
「無関係かもしれませんが、目の前のバス停にあったので・・・。」
と、届けてみた。

自宅が近所ではないことを確認すると
「交番は遠いんだよねー。こっちで届けておきますよ。」
と親切なお言葉をいただいたのでお願いしてきた。
念のために連絡先を請われたのでお知らせしておいた。

で、すっかりわすれていた翌日の夕方。
なんちょか派出所(忘れた)のなんちょかさん(忘れたよ)から
連絡があり、持ち主が現れたとのこと。
それは良かったですねーと電話を切ろうとしたところ
「スリランカの人なんですけど、今、代わります」
とおっしゃる。
そして電話の向こうで
「拾ってくれた人だから、ありがとうって言うんだよ。
 この携帯を拾ってくれた人だよ。ね?ありがとうってね?」
と、何度も説明している。
「無理しなくてダイジョウブですよ」
と話しかけてみるものの、あちらはお取り込み中。
なのでしばらく待っているとようやくご本人登場。
「アリガトゴザイマシタ」
意に反して女性だった。
パカッと開いた携帯の待ち受けから男性だと思っていたのだ。

ま、なにはともあれ持ち主に届いてよかった。
守衛のおじさんもありがとうございました。
本来ならば自分で届けるべきなのに、お手数かけました。
よかったよかった。
 

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