2009/08/06

だからこそ

あらー、ずいぶん放置していたんだわー
と、他人事のように驚いているhibanaっす。ども。

割と元気です。特に病気などはしておりません。
平日は猛烈に忙しく、週末は猛烈に遊び惚けていたのでした。

そんな遊び惚けの一環でいつものライブへ出かけた時のこと。
必ずいるはずの某チーパパが居ないのだ。
随分心配したものだ。
ファーストセットの終わりかけにやってきたチーパパをみて
「心配したよ」と出演者が言っておった。
出演者に心配かけちゃダメだよ、パパ。

そんな具合にチーパパがやってきて早々休憩に入ったので
「間に合ってよかったねー」などと言おうとしたら
いきなり「読み終わったからあげるよー」とご本をくれた。
『光車よ、まわれ!』だ。

昨日読み終わったのだけど、たいそう面白かった。
感想文は一応まだ休止じゃなく停滞となっている
本家の方にいつの日かわたしの目の黒いうちに書くつもりなので
ここには三浦しをんのあとがきについて書いちゃおう。

彼女の名前はもちろん知っているし、いつも読もうと手に取っている
のではあるが、なんとはなしに後回しになっていた。
このあとがきで一気に親近感がわいたので、近日中に読んでみようと思う。

親近感を持った理由は彼女もリンドグレーン読者だったから。
そして、ピッピの焼く『しょうがクッキー』やら『黒ソーセージ』を
食べてみたくてしょうがない人だったのだから。
わたしは『しょうがクッキー』も気になったのだけれど
だんぜん『レモネード』が飲みたかった。

現代ならば気になったらすぐにググれば済む。
たいていのことはわかる。
なんだったら画像も沢山見られる。

でもね、みたこともなくって
周りに誰もそれについて知ってる人もいなくって
一人でぐずぐずと想像していると
とてつもなく美味しいものに思えてくるんだよ。
そして、物語が更に輝いてくるんだよ。

レモネードの正体を知ったのは
大人になってからだったからよかったものの
子供の頃に知ってたら失望したろうなぁ、と思うのだ。

なんでも調べるのは立派なことだけれど
あえて調べずに想像するってのもいいことだよ。
楽しいことだよ。おすすめするよ。

などと、とりとめのないことを思ったのだった。

しかしこれだけ放置して、どなたか読んでくださってるのかしら?
ねぇ。
 

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2 Comments:

Anonymous チーパパ said...

毎日欠かさず見に来てるが(笑)

あのご本、なかなかだったでしょ。
本は、それがわかる人には必ず届くのだ。
何の受け売りだったか忘れちった~。
良書はどんどん復刻してほしいやねぇ。

作中の未知の料理は想像するだけにしなきゃね。三大珍味なんか、後悔しか残っとらん。
上橋菜穂子センセの守り人シリーズの作中に出る料理を再現してレシピ本出しちゃったおちゃめなグループがいるけど、余計なお世話つーか、ご苦労さんつーか、味噌や醤油を使われたら萎えるだろー、それがわからんなら出すな、みたいな。
センセはOK出したそうだけどさ。
大人だね。いろんな意味で。
ボクお子ちゃまだから許さーん(笑)

2009年8月7日 3:31  
Blogger hibana said...

チーパパ
なんかあれじゃない?
公開ラブレターみたいじゃない?
何か違うけど

まぁそれにしても
おおきなお子ちゃまだこと、いやいや。

向田邦子さんの料理本は欲しいけど
海外ミステリにレシピ付きのが
あるのでござるよ。
バターと砂糖の量をみて
決して食べたり作ったりしたくない!
と、心に堅く誓うのです。

2009年8月7日 19:31  

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