いじめ(その3:小学時代)
寒くて泣いてるhibanaっす。南国産まれなので(大嘘)。
さて、なんとか小学校に入学したわたしは
低学年・中学年となかなか楽しく過ごしていた。
学校と自宅が近くなった3年生からは
わたしがおウチに帰ると
どういう訳だか、先にクラスメートが居たりした。
なんで先に居たのだろう??
玄関を開けると靴がいっぱいあって驚いたりしたものだ。
で、「おかえりー」って。そんなあなた。
たしか6年生の時かなぁ(うろ覚え)。
それは突然始まった。
ある日学校へ行くと、「おはよう」と言っても
みんなが返事をしないんだ。
「聞こえなかったかなぁ」と呑気なわたし。
翌日も、更にその翌日もそんな状態。
学校帰りも一緒に帰っていた人達が
避けてささっと帰るようになった。
「どしたのかなぁ??」
あくまで呑気なわたし。
1ヶ月ほどすると、さしもの呑気モノのわたしも
何がなにやらわからないまま、困っていた。
(当時、”いじめ”なんて言葉は一般的じゃなかったよなぁ。)
ある日のことだった。
廊下でぼんやりしていたわたしをオカダさん(仮名)が呼びつけた。
すでに何かが起こっていることは理解していたわたしは
「イヤなこと言われるかなぁ。イヤだなぁ。」と思いつつ
「なぁにー?」と呑気に答えた。
すると
「×ちゃんから、hibanaと口利くなって言われてるの。
理由はわかんないけど、怖いからみんな言うこと聞いてるの。
ごめんね。でも、わたしはhibanaが好きだよ。
みんなもそうだと思うよ。がんばってね。」
と、言われた。
ようやく解った。そういうことだったんだ。
でも、教えてくれてありがとう、オカダさん(仮名)。
この言葉で、わたしはなんとか卒業までの数ヶ月を乗り切った。
もしも、近くにいじめられている人がいるとしたら
何も出来ないと思って苦しんでいる人がいるとしたら
オカダさん(仮名)のように、本当のことを言ってあげて欲しい。
ほんの少しのことでしょう?
今は、昔と違って子供が電話を掛けたってとがめられないんだから
おウチに帰ってから、大将にバレないように
そっと「好きだよ」言えると思う。
「逆らいたいけど、勇気がなくてごめんね。」と。
数秒ですむその言葉だけで、その人は救われるから。
お願いだからそうしてあげて。
彼女がいなかったら、わたしが今存在していたのか
ハッキリ言って自信がない。
それ程大きな意味を持つ言葉だった。
3 Comments:
あー僕も友だちは少ないッスね。
あ、でも僕は遠くにいるけど、僕の本がいつも君の傍にいるよ
……ってカッコいい? 良い?(^_^;)
イジメって大人になってもなお続くよね。
今だあたしは会社の一部のおバカからシカトされてるよ
そんなことでくじけない女に成長したけどね
幼いときもそれはイジメを受けたけど
岡田さん(仮名)みたいな人と出会えなかったわ
いい人が側にいてよかったよね
痛みがわかる人間のほうがレヴェルは高いもの
RE-QUINさま
懐かしい呼び名で登場ありがとうです。
少ないけど愛してる友達がいるので
嬉しい限りです。
そして、ご本も傍にいてくれます。
いま、バンドワゴンは出張してます。
お友達が持って行きました(笑)。
neo
成長したのか、鎧を着込んだのか。
きっと誰でも人は弱くて
イジメている人も怖いんだと思う。
でもそれは、大人になってわかること。
人の心を壊す権利なんて
どんな人にも無いと思うの。
どうしたら伝わるかなぁって
いつも考えてる。
そんな毎日よ。
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