入部

本日、どういうわけだか「釣りクラブ」に入部が決まった。
釣らないよ。
いや、釣るとしよう。
釣るだけは釣るが、ゴカイは触らない。
決して。びた一文。
その上、つり上げてピッチピチの魚にも触らない。
びた一文まけられない。

そんな条件でもいいって言うから。
もう幽霊部員で名前だけにしよう。

その他、会社での決まり事を。
社員での女性は今まで１人のみ。
とにかく性別が女であることが珍しいらしく
わたしのことまで「名前＋ちゃん」で呼ぶよう
社長命令が下った。
「女の子は名前にちゃん付けて呼ぶから」って。
「もう女は卒業したんで、いいす」と丁重に断ったが
そこは社長。頑として譲らない。
譲っていこうよ、積極的に名字で呼ぼうよ。
むしろ名字にちゃん付けて欲しいよ。
もうこの際だから名字とって「ちゃん」だけでもいいよ。
叶わぬ願い。

今日はわたし以外は役員（ちっさい会社なんで）ばかりの
会議にいきなり出席。
延々３時間の長期戦となった。おなか空いたよ。
今日のお昼も社長のおごり。
ま、残業代でないからむしろ不足気味だが、飲もう。
惜しまれるのは
最初から奢りだって知らなかったので
つい安いの頼んじゃったこと。
店中で一番高いの食べればよかった！
って、世知辛いことを思う貧乏人だった。