2007/12/27

ミイラとりがミイラに

いまだショックから立ち直れないhibanaっす。
ジョーーーーーーォオッ!!!

落ち着いてこっ。

わたしが今、いちばん身近なアイドルと定めて
ブログのおっかけをしているオフィスのお客さんと
こないだ一緒に休憩した。

もう、ほとんど氷川きよしを追っかける
おばちゃんの如し。
まぁ言うな。今日はユルセ。かわいそがれ。な?

「ブログのネタがないんすよー」と彼が言うので
先日のわたしの呪い事件のさわりをはなしたけど
「あー、もうツーシャイシャイボーイは使っちゃったす」と
言下にお断りされちゃった。
ちぇっ。(無いくせに小石を蹴るポーズで。後で手も組んで。)

彼は若い女性向けの商品を扱っている会社の
オフィシャルブログを手がけているので
そうそう簡単に拾ったネタを即出しできないとのこと。

「それは大変ですよねぇ」なんて
まったりタバコの煙をくゆらせていたら
「僕のネタをどうすか?」と来た。

長身でスリムでイケメンの彼とお話ができるなら
大抵のことは聞くよ。そら聞くさ。

悔しいけど、面白かった。

長身でスリムでイケメンな彼だけれど
たいそう人好きのする、フランクな人柄で
最低限のマナーとして他人に親切にする、という
最近見かけないいろいろな意味での男前君なのだ。

ある日、そんな彼の目の前で
新宿のとある交差点のど真ん中でソレは起きた。

ドッバーンとOLさんが、イチローも怒るであろう
ヘッドスライディングを決めた。
持っていたハンドバッグから、荷物も
ドッバーンと押し寄せる波のように溢れ出た。

道行く人は、割と避けて行く。
でも、彼はそんな彼女を見過ごせない。
ちゃんと拾う。
できるだけ拾い集める。

大人のおもちゃ。

拾えない。
むしろ拾ってちゃかしたい性格の彼にも拾えない。
重たい。空気が重たくなってる。視線が痛い。

かなり判りやすく大人用おもちゃを避けて
その他もろもろを拾い集めて渡したそうだ。
お礼もぐずぐずだったそうな。

何故持ってたんだ、OL。
昼間の新宿で。

ネタを提供するつもりが、すっかりいただき。
つか、もうお話に夢中。
彼に夢中ってこと?
いや、それは違う。大丈夫。
 

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