2006/08/08

天動説

週末におウチの近所にある
”かなりたくさんひまわりの植わっている”場所へ行った。

どきどきするほどチャチな見晴らし台(高さ推定1メートル)
から見渡すと、ひまわりさんたちが
おおむね全員で「こんにちわ」とこちらを向いていた。

※一度に5名以上乗ってはいけない見晴らし台。
 ドキドキの程もわかっていただけるだろうか。

それを見ながら「あれ?太陽とまるっきし反対向いてるよ」
などと夢のかけらも無いことをしゃべっていたら
かなり夢見がちと思われるお母さんに連れられた
お嬢ちゃんがやってきた。

お母さん、いきなりテンション上がりまくって
「きゃーーーーーー!!!!!! きっれーーーーーーーーー!!!」
と大はしゃぎ。
周囲の反応も当然わたしも「ふーん、なるほどねぇ」レベル。
かなり温度差があった。

前述の通り、太陽のある方角と正反対を向いている
ひまわりを見渡したお母さんがお嬢ちゃんに
「ほら、ぜんぶ太陽の方いてるね。
 いつも太陽が動く方向くんだよっ!」
と説明している。
お嬢さんの温度は割と低温。
「太陽は動かないでしょ?」
お母さんのテンションは天辺。
「動いてるでしょっ!太陽はっ!」

天動説。
かなり強引な天動説。

さすがお母さん星からやってきたお母さん。
理不尽なことこの上ないが
決して負けは認めない。

負けるな、お嬢さん。