2005/07/21

読むということ

わたしにとって、
読むということはとても大切なこと。
どうしてここまで大切なんだろう?と
時々自分でもわからなくなるくらい。

一人っ子で、今からは想像もつかないだろうが
とてもおとなしい子だった。
幼稚園の連絡帳には
「みんなが楽しそうに遊んでいるのを
 ニコニコしながら見ている子です」と
書かれたくらい。
現状をどうしたものか。

習い事をしていて、お友達と遊ぶ時間がもてなかったり
夏や冬のお休みの全ては
母の実家に行ってしまうため
学校のお友達と遊べなかったり
そんなこんなで一人度をさらに強化していた。

その頃のわたしは、いつも本の中に
自分の姉妹や兄弟を見つけていたのだろう。

その後も、なんとなく他人との距離をうまくつかめず
なんとなく持て余していた、いつも。
そんなわたしはきっとカッコつけてるように見えたのだろう。
ずいぶんといじめられたものだ。

今でも誰かと仲良くなるのがとても下手くそだと思う。
それでも本を読むこととは、上手につきあえるみたい。

いつも本を読むと自分ならどう感じるだろう?
どう動くだろう?と考える。

そして、誰かに薦められた本だった場合は
「薦めてくれたあの人はどう感じたんだろう?」
と、考えてしまう。
わたしの痛みとその人の痛みは違う。
きっとあの人ならここが痛かったのじゃないだろうか。
だとしたら、どんな気持ちになったのだろうか。
どんな風に乗り越えたんだろうか。

と、考えているうちに
本を読むのがお留守になっていることもしばしば。

そんな風に寄り道しながら
のんびり読んでいるのが好き。

読めない時は、危険信号。
心がすり減っている。
今は大丈夫。
 

6 Comments:

Anonymous 与六 said...

むかしむかしあるところに侍がいました。
とても有能な侍でした。
強くて頼もしい侍でした。そしてとても頭のいい侍でした。
その侍は自分を雁に例えました。
雁は春になると北に帰ってしまう鳥です。
侍は自分を自分の事が上手に表現できない鳥だと歌にしました。

「春雁似吾々似雁、洛陽城裏花背帰」
花に背いて帰る・・・

少し意地っ張り。
寂しがりやなくせに強がっちゃう。
そんな歌。
なんか想い出しました。

この侍もあなたも表現が上手だなって。

2005年7月22日 0:11  
Anonymous 匿名 said...

子供のころから本だけは(だけはね)は親が惜しみなく与えてくれた。
これはホントに親に感謝していることの一つ。
読むということはとても楽しいと子供のころに刷り込まれたのは良かったよ。
本ぜんぜん読まないとかいう人がいるけど
かなり驚き。しんじられん。読むと言う行為は
映画と同じで、頭の中のスイッチを切りかえて
その世界に没頭するという感覚が好き。

ユージ

2005年7月22日 12:40  
Anonymous 匿名 said...

わちきも一人っこでした。いっしょいっしょ!!
昔憧れの会社の先輩から本を薦められて、それが団鬼六先生で、読んだ後
感想をひつこく聞かれて余計に先輩が大好きになった経験あるですよ(?)
部長にはサドの「ソドムの百二十日」を勧められて(しかもおげいじつの澁澤訳でなく
直訳の佐藤訳)きっちり感想述べたらホワイトデーにおパンツもらいました(高いやつ)薦められて読む本って「え?これって。。。?」っていうのがいいですよね。
あ、空気読めない書き込みですんません(私も他人との距離は苦手っす)

2005年7月22日 13:28  
Anonymous 匿名 said...

あ、↑これわしです。

まなみ

2005年7月22日 13:29  
Anonymous こめっち said...

わしも文字が読めるようになってから
ずっと本を読むのが好きですが、
読めないことが調子悪いってわけでもなく
本を読みながら空想の世界に行ってしまうと
自分の空想のほうが本を読むより面白くなる
という悪癖?があり、はまるとしばらく
脳の中が別の世界を漂ってます。
あとは百科事典を読むのが好きという
変わった趣味もあったりする。
周りに自分ほど本好きはいなかったので
変わった子供だと思われてたみたい。
学校から歩きながら本を読んで帰ってた
こともあります。。。
なぜか前が見えてないのに障害物を
自動的に避けてたらしく、いっしょにいた
友人に面白いと笑われたこともありました。

2005年7月23日 2:23  
Blogger hibana said...

与六さま
ありがとぅです。
でも、やっぱりいつも
言葉は思いに足りなくて。
自分のことを書くのって
ゆっくり振り返るから、いいのかもって
思います。

ユージさま
わたしもお小遣いはくれなかったけど
本だったら買ってもらえました。
あの頃は「リンドグレーン」が大好きで
何度も何度も読みました。
この楽しみを知らない人は、気の毒だなぁって思うです。

まなみしゃん
あん、「おげいじつ」にうっとり。
初書き込みありがとうです。ちゅぅ。
まなみさんも他人との距離、苦手なのね。
ちょっと仲間意識。うれしい。

こめっち
触覚ついてる?ねぇ?
きっとなにか超音波系のものを
発しつつ移動していると思われ・・・

2005年7月23日 20:27  

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