2007/10/22

どうしろ、と。

週末は従姉妹とその娘とお食事会でしたの。
その席で、しつこくブックカバーを配りましたの。
懲りない女、hibanaっす。どーも。

つかね。
もう、枕とかすっとばしていきなりタメ口で申し訳ないけどね。
どうしろ、と。このわたしに今更何をどうしろと。

1年以上音信不通だった(そらそーだ。連絡とってなくて普通)
ある人からいきなり続けざまに長文メールが届いたのよ。
まぁ、そこまでは『そんな男だから』で済ます事もできよう。
わたしも大人になったものだわよ。

でもね。「投稿した作品を読んでみてちょ」
(ホントに「ちょ」って書いてあった。ひいた。)とか
「映画みてきた感想文」とか送られてもね。
どうしようもないから。
譲りまくって映画の感想文は受け取ろう。
まぁこれから観るワケだから多少の迷惑は被るが
そこは呑んでさ。大人よね? わたし。

さて、残ったのが「投稿した作品を読んでちょ」ね。
コレね。
ゴメン。
ムリ。

物語がいきなりセックス描写で始まるあたり
松尾ちゃんに成りたいんだろことがわかるのだけれど
エグく描きたいのに描けてないわ
だったら生臭いかったら生臭くもない。
ただ長引いてるだけのセックス描写なワケで。
せっかくだから、
「読んでる場合じゃねー。取り急ぎセックスするぜ!」
くらい盛り上がるような描写してみて欲しいわけね。

反対に、もぅやる気がなくてなくて
「約束までちょっと時間あるし、手近に嫌いじゃない異性もいたし
 まぁ、セックスでもしとこーかっつー感じでセックスしたね」
的な空虚を描いて欲しいのね。
その間どっかに位置するエグくもエロくも乾いてもない描写が
延々と続くことにギブ。

まぁ、そもそも読む義理も無いわけだけれど
多少の期待もあって、読んでみたわたしが悪いのか。

一応お題は私小説だとのことで、なるほど私小説だった。
いろいろ知ってるわたしが読むのだから
「そこ、違うだろ」指摘がスウィートスポットなのに
それでも読め、と言う行為は尊敬に値すると思うよ。
思うのよ。それは。

思考は松尾ちゃんに成りきれず
句読点のばらつきは舞城テイスト
会話の端々に東山彰良も顔を覗かせていて
どれもスタイルじゃなくメッキで終わってる。

という感想をわざわざメールで送る気はしないので
ちょっと書いてみたのね。
ものすごく私信なのか、そうじゃないのか
ちょっと自分では判断がつかないですわ。

ラベル: