2007/05/12

Watch with Me - 卒業写真 -

いただきものの試写会当選ハガキにて鑑賞
週の半ばに職場でお客様にいただいた試写会のハガキ。
愛して止まないツダカン様が主演とあらば
(違ってもだけど)行かない訳にはいかないじゃないか。
ハガキをもらった瞬間に「金曜日は早く帰ります!」と
社長ちゃんに宣言。
お客様からのいただきものだもの、OKするしかないわな。
いひひのひー。

会社を出発する時から「迷うなよ」と何度も念を押されたが
案の定乗り換えでもたついた。
せっかくなので会社に残ってお仕事している皆さんに
迷子っぷりを実況中継してみた。
喜んでいただけた。
そして、行き方をレクチャーされた。
帰っても居ても迷惑なヤツだな、おれ。

さんざっぱらご迷惑をおかけしつつ、会場に到着。
マスコミ向け試写会なので仕方ないんであろうが、
定刻を過ぎてもなにやら事情があるらしく始まらない。
ようやく始まったと思ったら、司会だと名乗ったお嬢さんが・・・
カミまくり。カミカミ。
そんで「て、に、を、は」間違い過ぎ。
その他単語も確実にカミっぱなし。
彼女にとって何かのチャンスだったための緊張なのかも知れないが、
尋常とは思えないカミっぷりに気分がかなり萎えた。
ちゃんと言えたのは自分の名前くらだったんじゃないだろうか。
つか、プロなんすか? あなた必要だったんすか?

九州での先行上映の映像が終わって挨拶か?と思ったら、
出演しているお嬢さんのお歌を聴けという。聴いたら買えとも言う。
「う、う、う、上手くない・・・」(堪えろ、オレ。タダだ!)
『フルコーラスかよ!!!!!!!』(堪え切れずにメモるオレ)

舞台挨拶だよ。ようやくだよ。ここ迄でどんだけ噛んだよ?(司会)
ずっと気になっていてかなり大好きな俳優である津田寛治さんの
ご尊顔を遠くからではあるが初めて生で拝見。

上下白でピシーっと決めていた。
話す時の声はちょっとだけ高めだった。
監督や他の出演者の挨拶は、そちらに顔を向けて頷きながら聞いていた。
なんかまっすぐでやっぱり好きな俳優さんだなぁ。
みなさんいろいろお話してくださったが、まぁ、それはそれ。
そしてマスコミ撮影会。
よく見かける「試写会の様子」はこうして撮影されていたのか。
すごい職業だよなぁ、俳優って。

次いで本編。本編の感想はコチラ

本編を観終わって、伝わってきた事についてツラツラと考えるとか、
同行者がいた場合は考えたそばから話し合うのが好きだ。
受け取ったものを、出来るだけ早いタイミングで噛み砕く行為なんだろう。

今回は一人での鑑賞だったため、受け取った事柄を考えてみたかった。
雑音はiPodに遮断してもらって、ゆっくり噛み砕きたかった。

これも試写会の定めなのか、観賞後にも挨拶があった。
監督は短めにお願いできそうな感じだったのだけど、
高杢氏の独りよがりなお話に疲れてしまった。
劇中のプチチェッカーズは笑ったんだけどな。
彼は自分がガンと闘った時のことを話し出した。
もちろん大変なことだったと思う。
でも彼は、チェッカーズからすでに一人を見送っていることに
まったく触れたりしない。
その彼は「みんな仲良く」と言い残して旅立ったというのに。

わたしには想像もできない程の苦しみと恐怖に
立ち向かったのだと思うんだ。
でもさ、それは作品を噛み砕いている時には
非常に飲み込みにくい情報というか・・・。
悪気はもちろん無いのだと解る。
彼にとっては余りにも身近な「現実」なのだろうが
「作品」として距離を取って話して欲しかった気がするなぁ。

あれやこれやと盛りだくさんな試写会体験であった。
地方に住んでいる時は、かなりの頻度で試写会に出かけたが
まったく様子が違っていてので驚いた。
そういや都会にやって来て初めての試写会だったのだなぁ。

皆様に支えられて様々な経験をさせていただいております。
hibanaでございます。

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