羨ましいと思う心 そしてその言葉

まるで口癖のように「いいなぁー」と言う人がいる。
わたしは好きになれない。

たいていの場合、人から羨まれるような出来事って
・ピアノが弾ける
・料理が上手
・スタイルがいい
なんて、日常にあるちょっとしたものだろう。

それをいちいち「いぃなぁ、うらやましぃーー」という人。
リップサービスで言うならまだしも
本気でいちいち羨む人もいる。
暑苦しいくらい。


「羨ましい」と思う心を、できる限り持たずにいたい。
人に羨まれるためにその人はそうなっている訳じゃないし
そもそも努力をしたからそうなっているのだ。
尊敬しても、羨むのはどうかと思う。

何の努力もせずに磨かれた表面だけに
魅せられるのは、浅はかで醜い。


それでも時々「羨ましい」と思いそうになる。
だが、わたしはその結果を手に入れる努力をしていないのだ。
そのことを心に置いていたい。忘れずにいたい。


「痩せてて、スタイルいーなー。うらやましぃい」
と言っているヤツは
たいてい言いながらジュース飲んでる。
そんなもんだよな、実際。
浅薄ってこんな風。